ワインに含まれるポリフェノールが歯の着色の原因!?

ワイン


あなたは、よくワインを飲みますか?

ワインに含まれているポリフェノールは健康にいいので、よく飲んでいる方も多いのではないでしょうか?

ところが、このポリフェノールは、歯の着色汚れになりやすいというのです。

これはポリフェノールにステインを吸着させやすい性質に関係ありました。
※ステインとは、歯の表面の着色(色が付く)汚れのこと。

ここでは、歯の表面の着色汚れの原因になるポリフェノールについてお話していきます。

1.ポリフェノールの説明

ポリフェノールには、抗酸化作用(老化を防止する)がある。

そのため健康、アンチエイジングや美容に良い。

2.ポリフェノールが歯の着色汚れ(ステイン)になるメカニズム

着色汚れ(ステイン)は、唾液が関係しています。

この唾液は、歯からカルシウムなどのミネラル成分が溶けださないように、歯の表面を保護する成分(タンパク質)を含んでいる。

この歯の表面を保護する成分(タンパク質)とポリフェノールが結びついて、歯の着色汚れ(ステイン)となる。

3.ポリフェノールを含んでいる食品

さまざまな種類があり、代表的なポリフェノールは、以下のとおり。

①カテキン

カテキンを含む食品は、以下のとおりです。

  • ワイン
  • お茶
  • リンゴ
  • ブルーベリー
  • など


②アントシアニン

ブドウの実皮・ムラサキイモ・ブルーベリーなどの赤紫色をした植物体に多く含まれている色素成分。

③タンニン

お茶・赤ワイン・柿・バナナなどに含まれる渋味成分。

④ルチン

ビタミンPの一種で、ソバに含まれる。

⑤イソフラボン

大豆・大豆加工商品(豆腐、納豆など)・葛・葛粉などに含まれている。


4.ポリフェノールのデメリット

ポリフェノールのデメリットは、以下のとおりです。

  • ポリフェノールは、体にとどめることができません。
  • すぐに抗酸化作用(老化の防止)の効果はみられない。

  • ポリフェノールは、歯を黄色くしてしまう。





女性 指差し 白服

最後まで読んで頂きありがとうございます。
ワインに含まれるポリフェノールは、歯の着色汚れ(ステイン)の原因になります。
これは、唾液に含まれる成分と結びつくからです。
そのため、ポリフェノール(カテキン・アントシアニン・タンニン・ルチン・イソフラボン)を含む飲食物を控えることをオススメします。
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