虫歯や歯周病、口臭予防に、歯磨きだけで十分だと思っていたら、デンタルフロスも併せて使う方がより効果が高いと言うのです。
デンタルフロスと言うのは、合成繊維や絹糸などの繊維で作られた細い糸で、歯の間にある歯垢(プラーク)や食べカスを取り除くために使います。
正しい歯磨きの後に、デンタルフロスも併せて使用した方がより効果的だと言われています。
なぜなら、虫歯や歯周病、口臭などの原因となる歯垢(プラーク)は、歯磨きだけだと約50%くらいしか歯垢(プラーク)は取れないのですが、デンタルフロスを使うと約30~40%アップして、約80~90%の歯垢(プラーク)が取れてしまいます。
このデンタルフロスですが、欧米では歯磨きの一部として定着していますが、日本はまだまだで、約10~15%くらいの人しか使われていないのが現状です。
デンタルフロスを使うメリットと注意点
- デンタルフロスを使うメリット
- デンタルフロスを使うことによって、歯磨きで取れなかった歯と歯の間の歯垢(プラーク)を取り除くことができます。
- 歯垢(プラーク)が残っていると、歯垢の中で細菌や虫歯菌が繁殖し、歯周病や虫歯になってしまう可能性が高くなります。
- 24時間経たないと、歯垢(プラーク)にある細菌が大繁殖し悪影響をおよぼさないので、1日1回歯と歯の間、歯と歯茎との間にある歯垢(プラーク)を取り除くようにします。
- その時には、デンタルフロスを必ず使いましょう。。
- デンタルフロスで歯と歯の間を磨いていると、引っかかったり、切れたりすることがあります。
- デンタルフロスを使う際の注意点
メリット | 内容 |
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歯垢(プラーク)落とすことができます。 |
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プラークコントロールすることができます。 |
※プラークコントロールは、歯垢(プラーク)を歯の周りから取り除くことを言います。 |
目で見えない部分の歯のチェックができます。 |
そんな時は、目では見えない虫歯があったり、差し歯や詰め物が入っていたりすることがあります。 |
注意点 | 内容 |
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デンタルフロスで歯ぐきを傷めないように気を付けます。 | デンタルフロスを歯と歯の間に勢いよく入れると、歯ぐきを傷める可能性がありますので、ゆっくり入れるようにしましょう。 |
代表的なデンタルフロス2種類
デンタルフロスには、2種類あります。
どのタイプを選ぶかは、歯科医などに相談した上で決めた方がいいでしょう。
デンタルフロスの使い方
デンタルフロスを使う際は、必ず歯磨きをした後にしましょう。
上下および前後の歯の場所によって、デンタルフロスの使い方が違います。
詳細は、以下動画をご覧ください。
- 3分50秒までは、糸巻きタイプの使い方
- 3分50秒後くらいから、Y字型フロス(ホルダータイプ)の使い方
になっています。