一人暮らしを始めて、まずビックリしたのは、思っていたより水道光熱費が掛かることですよね。
これから、もっとも電気代が掛かるエアコンを使用する季節を迎え、節電のためにエアコンを付けず窓を開けて寝ようかと考えている方もいるかと思います。
ところが、節電のために窓を開けて寝ることによって、犯罪に巻き込まる可能性が高くなってしまうというのです。
とくに、若い女性の場合は、性犯罪(強姦や強制わいせつ)に巻き込まれるケースが多い。
※「強姦とは、暴力・脅迫などによって、強制的に婦女を犯すこと」「強制わいせつとは、13歳以上の男女に対し、暴行または脅迫を加えてわいせつ行為をすること」
そのため、防犯対策が必要になってきます。
例えば、鍵の施錠・窓を閉める・日頃から女性の1人暮らしを感じさせないなど
ここでは、「女性の1人暮らしの防犯対策」と「暑い夜を快適に寝るための方法」などについてお話していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
犯罪は、春から夏とマンションなどの共同住宅で多い
ところで、犯罪は、どの季節・どのような場所・どのような時間帯・どのような侵入方法が多いのでしょうか?
以下は、「月別の犯罪発生件数」「犯罪の発生場所」「犯罪の時間帯・状況・侵入方法」のデータです。
まず、東京都の気温と月別の犯罪件数を見ていきましょう。
※東京都の統計です。
参照元:警視庁の統計(平成26年)
参照元:過去の気象データ 気象庁
強姦・強制わいせつは、4月から増え始め、7月をピークに減っていきます。
※8月は、お盆休みで帰省や旅行で自宅にいないため、犯罪は減少していると推測します。
強盗は、4月と6月に多い。
続いて、犯罪の起きる場所は、どこが多いのでしょうか?
※全国の統計です。
参照元:平成25年の犯罪情勢 警察庁
強姦・強制わいせつと強盗は、道路上・共同住宅(4階建以上の中高層の住宅)・一戸建てに多い。
窃盗は、駐輪場・共同住宅(4階建以上の中高層の住宅)・一戸建てに多い。
最後に、自宅内での強姦・強制わいせつの時間帯・状況・侵入方法を見てみましょう。
※福岡県の統計です。
参照元:性犯罪の被害実態調査結果の概要(平成26年中) 福岡県警察
強姦・強制わいせつは、「夜中(0時~5時)」「鍵のかかっていない窓やドアからの侵入」が多い。
これらのことから、強姦・強制わいせつは、「夜中(0時~5時)」「道路上と共同住宅内(自宅内、共同廊下やエレベーター)」「鍵のかかっていない窓やドアからの侵入」が多いことがわかります。
つまり、とくに人目がつきにくい場所(「自宅への帰り道」「自宅付近」「自宅内」)・時間帯(0時~5時)・戸締りに気を付けなければいけないということではないでしょうか?
それでは、犯罪に巻き込まれないためには、「自宅への帰り道」「自宅付近」「自宅内」で、どのような防犯対策をすればいいのでしょうか?
犯罪に巻き込まれないための5つの防犯対策
犯罪に巻き込まれないためには、日頃からしっかりと防犯対策をする必要があります。
これは、あなたが少しでもスキを見せると、犯罪者に目を付けられてしまうからです。
とくに、一人暮らしの女性は、スキを見せないようにしましょう。
ここでは、日頃から行うべき防犯対策を、「自宅までの帰り道」「自宅付近」「自宅内」に分けてお話していきます。
1.自宅までの帰り道での防犯対策
- 一人歩きを避け、人通りの多い道を選ぶようにする。
- 音楽聴きながらやスマホをいじりながら歩かない。
- コンビニで買い物をした時は、買ったものをカバンに入れる。
- 夜遅くなる場合は、タクシーを利用し、必ず自宅前で降りる。
犯罪者は、一人で歩いている女性を狙っています。
周りの警戒を怠っているため、後を付けられやすい。
また、夜間、スマホの光が、どこを歩いているかの目印になってしまう。
コンビニでの買い物量で一人暮らしかどうかがわかってしまう。
犯罪者が自宅付近で待ち伏せしている場合があります。
2.自宅付近での防犯対策
- 夜間のエレベーターには、1人で乗るようにする。
- 鍵を素早く出せる状態にしておく。
その際、非常ボタンがすぐ押せる位置に立つこと。
これは、途中の階から乗ってくる可能性があるためです。
1分でも早く部屋に入るためです。
3.ドアを開けるまでの防犯対策
- 周囲を確認する。
- インターホーンを鳴らす。
- ドアを素早く開ける。
- 「ただいま」と声を出す。
- 入って素早くドアを閉め、鍵とドアチェーンを必ずかける。
部屋の中にいる犯罪者との鉢合わせを防ぎます。
4.自宅内での防犯対策
- 「玄関には、侵入防止アラーム」「窓には補助錠・侵入防止アラーム」を設置する。
- 洗濯物は、室内干しにする。
- 遮光カーテンを使う。
- 玄関に男物の履物を置く。
日中、ベランダに干しておくと留守であることがわかってしまう。
※外干しする場合は、男物(下着・靴下・洋服)も一緒に干すこと。
室内で電灯を付けても、外からわかりにくい。
夜、帰宅する部屋がばれにくい。
玄関内を見られた時に男性がいると思わせる。
インターホンが鳴った場合の対応
- 基本的には、出ない。
- 部屋の設備点検の場合は、両親、管理人または大家に立ち会ってもらう。
- 宅配の場合は、チェーンを付けて対応し、大きな荷物はドア付近に置いていってもらい、後で取るようにする。
- 同じマンション内の住人だといわれた場合は、安易にドアを開けず、住人の名前を確認し、管理人に確認または立ち会ってもらう。
※必ず第三者に立ち会ってもらうようにしましょう。
5.その他
防犯ブザーを必ず身に付けるようにしましょう。
※防犯ブザーの電池を定期的にチェックすること。
犯罪に巻き込まれないためには、日頃からの防犯対策を怠らないようにすることが大切だとわかりました。
ところが、こんなにたくさんの防犯対策をしなければいけないなんて面倒だと思う方が多いのではないでしょうか?
しかし、犯罪者は、常にあなたのスキを狙っています。
スキを見せないためにも、ぜひ上記の対策を取り入れてくださいね。
それにしても、防犯対策のために、暑い夜、窓を閉めたまま寝るには、どうしたらいいのでしょうか?
それでは、「暑い夜でも快適に寝るための3つの方法」についてお話していきます。
暑い夜でも快適に寝るための3つの方法
クーラーをつけっぱなしにすると電気代が掛かるし、窓を開けて寝ると防犯上問題があると悩まれるのではないでしょうか?
そんな時は、昔から使われている方法を試してみましょう。
それでは、暑い夜、快適に寝る方法についてお話していきます。
1.ハッカ油を使う
- お風呂にハッカ油を数滴落とす。
- ハッカ油の入ったお湯を浴びる。
- シャンプーにハッカ油を混ぜる。
- 寝る前に、体や枕にハッカ油をスプレーする。
匂いで気分のリフレッシュができ、風呂上りもヒンヤリする。
お風呂から出る時に、ぬるめのお湯が入った洗面器にハッカ油を数滴落として、頭からかぶる。
ヒンヤリする上に、匂いの効果で熟睡しやすくなる。
2.寝具を工夫する
- 保冷剤を枕や布団の中に入れる。
- ベッドや布団に、ゴザまたは竹シーツを敷く。
- ベッド、布団や枕にジェルマットを敷く。
また、手足に付けるのもオススメ。
3.その他の方法
- 帰宅時にシャワーで軽く汗を流す。
- エアコンや扇風機を付ける。
※シャワーの後、ハッカ油を付けるとより効果があります。
①エアコンは、就寝から2~3時間で切れるようにタイマーをセットする。
②朝まで、扇風機で室内の空気を循環させる。
または、サーキュレーターで室内の空気を循環させる
※上記の「ハッカ油を使ってみる」「寝具を工夫する」「その他の方法」を掛け合わせると、より効果が高まります。
いかがだったでしょうか?
一人暮らしで、犯罪に巻きこまれないためには、これだけの防犯対策をしなければいけないなんて知りませんでした。
いつもスマホをいじりながら音楽を聴いて歩いていたので、気を付けないと!
今までは、たまたま犯罪に巻き込まれていなかっただけなんですね。
これからは、「帰り道」「自宅付近」「自宅内」「インターホンが鳴った場合の対応」の防犯対策をきっちりしようと思います。
また、夏の夜を快適に寝る方法も役立ちそうなので、早速試してみるつもりです。
ぜひ、あなたもこの記事を参考に、防犯対策と暑い夜を快適に過ごす方法をマスターしてくださいね!
※今回の記事は、下記の書籍とWebページを参考にさせていただきました。
- 平成25年の犯罪情勢 警察庁
- 警視庁の統計
- 性犯罪の被害実態調査結果の概要(平成26年中) 福岡県警察
- 女性の一人暮らしで気をつけること
最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたは、日頃から防犯対策をしていますか?
とくに、春から夏、人目がつきにくい場所と時間帯(「自宅への帰り道」「自宅付近」「自宅内」)、時間帯(0時~5時)、戸締りに気を付けなければいけません。
また、暑い夏の夜は、クーラーをつけなくても快適に寝る方法を使って、窓を開けっぱなしにしないようにしましょう。
その他、あなたにオススメする記事はこれです!
キレイをつくるでは、さまざま商品をご紹介しています。
もし宜しければ、一度ご覧になってみてください!